牛・豚・鳥にも負けない!馬肉のスゴさ

普段私たちが口にしている牛肉や豚肉、それらのお肉と比べて馬肉はどれほど優れているのでしょうか。ここでは、馬肉のスゴさについて説明をしていきます。

 

馬肉は低カロリー&高タンパク

まず、馬肉は低カロリーで低タンパク!とよく言われています。100gあたりのカロリーで比較すると、牛肉や豚肉が200~300kcalであるのに対し、馬肉は約110kcalと低カロリー。健康に気を遣っている方、ダイエットをしている方にとってもかなり嬉しい数値ですね。

また低カロリーながら、タンパク質は豊富なのもうれしいところ。良質なタンパク質は動脈硬化や心疾患、脳疾患などの予防にも効果的と言われています。その他にも鉄分・ビタミンA・ビタミンEなども多く含む食材です。栄養素などに関してみれば馬肉は牛肉、豚肉に圧勝といってもいいのではないでしょうか。

 

馬肉は大腸菌のリスクが少ない

馬肉は栄養素だけでなく、食の安全性についても他の肉より秀でている点があります。それは、大腸菌のリスクが少ないということ。これは馬は胃が一つであり、反芻動物ではないことが原因です。

たとえば牛は反芻動物(=複数の胃をもつ)ですが、こうした反芻動物は腸管出血性大腸菌(O157等)を保菌しているケースがあるといわれています。反芻動物ではない分、馬は大腸菌保有のリスクが小さいということですね。
厚生労働省の調べによると、平成10年~22年の間、生食用の馬肉による大腸菌・サルモネラ菌の食中毒はなんと0件。馬肉は他の肉類よりも生で食べる頻度が多いのも納得です。

 

健康面・美容面に加え、安全性にもこだわりたい!という方も、ぜひ馬肉を手にとってはいかがでしょうか。