1位はカナダ!馬肉の輸入国ランキング


最近では都内などでも馬肉専門店が出店しているため、馬肉もかなり身近な存在になってきました。そうした需要に対応するため、実は日本に流通している馬肉の一部は輸入でまかなわれています。

そこでこの記事では、主に日本に流通している馬肉の輸入元を紹介します。

 

馬肉の輸入国 1位はカナダ!

肉の輸入といえばアメリカやオーストラリアをイメージする方もいると思いますが、なんと馬肉輸入の1位はカナダ!2015年の年間輸入量4,512tのうち、カナダからの輸入は2,653t。2位のメキシコ(697t)を大きく引き離し、ダントツの輸入量となっています。

国内No.1生産量を誇る熊本県が2,316tということを考えると、日本で食されている馬肉はカナダを含めた海外からの輸入によっても支えられていることがよく分かりますね。

ちなみに3位はアルゼンチン、4位はブラジルとなっています。

 

カナダ産国内肥育もトレンド

カナダからは、精肉前の馬を輸入する「カナダ産国内肥育」という方法もとられています。これはある一定の年齢まで育てた馬を生体のまま日本へ輸出し、日本でさらに肥育するというもの。

このような取引を行っているのは現在はカナダのみで、カナダのメーカーも日本に向けた生産方法などを取り入れ、より品質の高い馬肉を輸出できるよう取り組んでいるようです。

安全で美味しい馬肉がこれからもっと食べれるようになったらいいですね。